【川口市 腰痛 整体】坐骨神経痛の真実
こんにちは!
埼玉県川口市の慢性腰痛専門整体院 慶弐-keiji- 院長の會澤 慶弐です。
今回は坐骨神経痛についてのお話しです。
みなさん坐骨神経痛って疾患名ではなく、症状だってこと知ってましたか?
坐骨神経痛っていう「疾患名」はないんですよね。
一般的に言われているのは、ヘルニアの「症状」として坐骨神経痛が出るということが言われています。
整形外科でも坐骨神経痛の症状が出ていると、ヘルニアだったり、椎間板が減っているせいと言われている方が多いと思います。
じゃあ、坐骨神経痛の症状がある人は、みんなヘルニアや椎間板の変性のせいなのか?というと、そうではありません。
たしかに、ヘルニアの症状として坐骨神経痛が出ている方も実際います。
しかし、坐骨神経痛があって、ヘルニアもあるけど、その坐骨神経痛の症状はヘルニアが原因じゃない人もたくさんいるんです。
整形外科では、レントゲンなどの画像でヘルニアや椎間板変性の所見が見られると、今出ている痛みや症状すべてをそのせいにしてしまうという現実があります。
しかし、世の中にはヘルニアや椎間板変性があっても無症状の人がいるのを知っていますか?
そりゃあ、20歳を過ぎれば椎間板は徐々にすり減っていくものなので、50、60になれば椎間板も薄くなっていて当たり前なんですよ。
それでヘルニアになっている人も多いわけです。
でも、みんな50、60の方たちに腰痛や坐骨神経痛の症状があるわけではないですよね?
そして、ヘルニアや椎間板変性がない人でも坐骨神経痛の症状が出ている人もたくさんいるんですよね。
だから何を言いたいかというと、画像所見でヘルニアや椎間板変性が見られても、すべてそのせいというわけではないんですよ。
言い方は悪いですけど、「誤診」が当たり前になってしまっているんです。
元々、坐骨神経は脊髄の腰椎第4、第5、仙骨の1,2,3番から出てきます。
画像を見せられて、「ほら、飛び出て圧迫してるでしょ?」
と言われた人も多いと思います。
しかし、先程の話しを思い出して頂きたいのですが、
圧迫していても無症状の人もいるんです。
じゃあ、どこがそのつらい坐骨神経痛の症状を引き起こしているのか?
先程もお話しした通り、元々は脊髄から出てきますが、そこからお尻を通り、足まで伸びていくんですね。
なので、その身体のどこか神経の通り道で筋肉だったり、身体の歪みだったりで神経を圧迫したり、引き伸ばさしてしまって坐骨神経痛の症状を出している人もいるんです。
わたしが見てきた限り、こちらが原因になっていること、すごく多いです。
そんな方は、腰の手術をしたところで症状は変わりません。
だって、原因はヘルニアや椎間板変性ではないんですから。
それでは、次回は具体的にどこが坐骨神経痛の症状を引き起こすのか?
ということをお話しします。
お楽しみに!
埼玉県川口市 慢性腰痛専門整体院 慶弐-keiji-
會澤 慶弐