練習生時代
こんにちは!
次の患者さんが来る前に書いていっちゃいます。
そんなわけで、
ボクシングの練習を始めたわけですが、
その頃のわたしはガリッガリでした( ;∀;)
もともと筋肉が付きにくいタイプで、特に中学以降はずっと足を使うスポーツだったのもあって上半身の筋肉はほぼないに等しかったです。
腕立て100回やって次の日、筋肉痛で腕曲がらなかったな~。(笑)
筋肉はないんですけど、ケンカには自信があったんです。
小学校の頃とかはすぐ手が出る方で、プロレスごっこ?みたいなのは負けたことなかったんじゃないかな。
中2のときにいつも通り、手が出たときに
「お前すぐ手上げるよな。」
と友達に言われたのがきっかけで、そこから全く手を出さなくなりました。
些細なことですが、
「たしかにな。良くないな。」
と思って反省したのを、覚えています。
ということで、大きくなるにつれ周りとは体格差がどんどん出てきますが、同じ体重のやつだったら自分が負けるわけがない。
と、変な自信がありました。
自信…あったんですけどね(-_-;)
当時、同じ階級の人は同じ時間で練習している人はいなかったので、上の階級の人とスパーリングなどをさせて貰っていましたが、ボコボコにされていました。
上手い人ってこっちのパンチが跳ね返されるような、やっていて気持ち悪い感覚になります。
先輩のプロの方たちはフィジカル強いし、駆け引きもうまいし、カウンター当ててくるし…。
こっちのパンチは当たらないのに、相手のパンチはバンバン当たる。
それでも、手加減してくれていました。
人の殴り方を知っている人と、素人では、これだけの差があるんだ、と痛感しました。
当初はいつもボコられていましたが、新しいことを教えてもらったり、パンチが当たらなかったのが、ときどき当たるようになったり。
日に日に成長していくのが、楽しくてしょうがなかったです。
思いっきりパンチを当てられて、3カ月分くらいの記憶がなくなったこともありましたが。(笑)
特にわたしは、駆け引きが楽しかったですね。
どうやってフィジカルで劣る自分がパンチを当てるか。
どうやって相手のパンチに合わせるか。
そこが楽しくてどんどんハマっていきました。
1年が経つ頃には、後輩もできてきて、筋肉はボクサーにしてはまだまだ少なかったですが、逆に殴る側にまわっていました。
そして、トレーナーから、
「會澤、プロテスト受けてみるか?」
「お願いします!」
待ちに待ったお声がかかり、12月のプロテストに申し込みをしました。